20日午前から開かれた第72回全日本吹奏楽コンクール高校の部の前半で、北海道から九州まで各支部代表の15校が演奏を終えました。
生徒たちにとって集大成となるコンクールとあって、保護者や学校の同級生など多くの観客が足を運んでいました。奏者たちに演奏を終えた感想や思いを聞きました。
前半の部で演奏したのは以下の15校です。
磐城(福島)、札幌日大(北海道)、金沢学院大付(石川)、伊奈学園総合(埼玉)、松陽(鹿児島)、精華女子(福岡)、愛工大名電(愛知)、坂出(香川)、幕張総合(千葉)、大阪桐蔭(大阪)、岡山学芸館(岡山)、浜松聖星(静岡)、八王子(東京)、春日部共栄(埼玉)、聖ウルスラ学院英智(宮城)
- 伊奈学園、幕張総合など6校に金賞 全日本吹奏楽コンクール高校前半
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磐城(福島)
部長の薄井菫(すみれ)さん(3年)
「先輩と同じように吹こうとする立場から、最上級生として1、2年生を引っ張る立場になって責任の重さがあった。それでも、自分が積極的に音楽をつくれる楽しさがあった」
札幌日大(北海道)
部長の久野穂南さん(3年)
「音楽を楽しもうと挑んだ舞台は、本当に最高。みんな仲間意識が強く、愛情あふれるメンバーと一緒に演奏できて、よかった」
金沢学院大付(石川)
部長の宮本奈々夢さん(3年)
「全国はまるで未知の世界。どんな気持ちで臨んで、どんな練習をして、どう気持ちを高めたらいいかと本番前までドキドキ。客席に応援してくれる保護者や先生たちが見えて、まず自分たちが楽しんで音楽を届けようと感謝の気持ちを込めました」
副部長の新宅咲優さん(3年)…