Smiley face

【動画】大阪地検の元検事正が準強制性交の罪に問われた事件の初公判後、会見で話す被害者の女性検事=伊藤進之介撮影

写真・図版
初公判を終えて会見する、被害者の女性検事=2024年10月25日午後3時47分、大阪市北区、伊藤進之介撮影

 酒に酔った部下の女性検事に性的暴行を加えたとして、大阪地検トップだった北川健太郎被告(65)が準強制性交の罪に問われた事件。25日に大阪地裁であった初公判の後、被害者の女性が大阪市内で会見を開き、北川被告への怒りやこれまでの苦しみを涙ながらに訴えた。

  • 元検事正「表沙汰になれば…」 性的暴行被害の検事「口止め」と批判
  • 検事正「時効まで食事ごちそうする」 事件後に被害女性に連絡

 「被害を受けてから約6年間、ずっと苦しんできた。女性として、検事としての尊厳を踏みにじられ、身も心もぼろぼろにされた。家族の平穏な生活も奪われた」

 女性は北川被告から直接指導を受けることもあり、尊敬の念を抱いていたという。「だからこそ、泥酔した部下をレイプしたことに怒り、悔しくなった」

 被害申告までは約6年かかっ…

共有