Smiley face
写真・図版
滋賀短大付―天理 七回裏天理、永末が2点適時二塁打を放つ=2024年10月26日午後、ほっともっとフィールド神戸、岡田健撮影
  • 写真・図版

 秋季近畿地区高校野球大会は26日、神戸市のほっともっとフィールド神戸で3試合があり、準々決勝で天理(奈良1位)が4―1で滋賀短大付(滋賀2位)に勝って4強入りした。近畿大会での成績は、来春の第97回選抜大会の出場校選考で重要な資料となる。近畿の出場枠は6であることから、天理が選抜出場に大きく前進した。

 1回戦2試合もあり、滋賀学園(滋賀1位)が大会3連覇中だった大阪桐蔭(大阪2位)に3―2で勝ち、智弁和歌山(和歌山1位)は神戸学院大付(兵庫2位)を5―0で下し、それぞれ8強入りした。

天理4―1滋賀短大付

 【経過】天理は二回、本田の左犠飛で1点を先取した。滋賀短大付は三回、峯の左前適時打で同点に追いついた。

 天理はその裏、1死二、三塁から吉田の一ゴロで1点を勝ち越すと、七回、永末が左中間へ適時二塁打を放ち、2点を加えた。

 天理は四回から登板した伊藤が滋賀短大付の打線を無安打に抑え、逃げ切った。

滋賀学園3―2大阪桐蔭

 【経過】滋賀学園は四回2死二塁から、吉森の左前適時打で1点を先制した。大阪桐蔭はその裏、無死三塁から畠中の中前適時打で追いつき、さらに1死三塁から増田の適時バント内野安打で勝ち越した。

 滋賀学園は六回2死二塁から3連続四球で同点とし、満塁から藤本の左前適時打で勝ち越し。先発の長崎が完投し、1点リードを守り切った。

智弁和歌山5―0神戸学院大付

 【経過】智弁和歌山は一回、山田凛の適時二塁打で1点を先取。四回には大谷の適時内野安打などで2点、五回には荒井の適時打で1点を加え、リードを広げた。

 神戸学院大付は六回、2死から連打で一、二塁の好機を作ったが無得点。智弁和歌山は七回にも山田凛の適時打で1点を追加し、守っては渡辺、宮口の継投で最後まで無失点で切り抜けた。

共有