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共和党のトランプ前大統領(左)と民主党のハリス副大統領

 民主党のカマラ・ハリス副大統領(60)と共和党のドナルド・トランプ米大統領(78)が争う米大統領選は5日、最も早い場所で投票が始まった。世論調査では最終盤になっても両候補の支持率は互角の状況が続いている。即日開票されるが、大接戦が見込まれ、結果が判明するのが遅れる可能性がある。

 ハリス氏が勝てば、アジア系としても、黒人女性としても初めての大統領となる。トランプ氏が勝てば、再選に失敗した後に大統領への復権を果たした例として、クリーブランド大統領(1884年と92年に当選)以来2人目の大統領となる。

 北東部ニューハンプシャー州北部の人口6人の町では米東部時間5日午前0時(日本時間5日午後2時)、住民が真夜中に投票を始めたとAP通信が伝えた。投票は5日午前6時(同午後8時)から東海岸で本格化し、時差に応じて各地で順次進んでいく。同午後7~8時(同6日午前9~10時)には投票を終える州も多くなり、最も人口が多い西海岸のカリフォルニア州では日本時間6日午後1時に投票が終了する。

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 投票状況などを分析しているフロリダ大のマイケル・マクドナルド教授の4日夜時点のまとめでは、期日前投票した有権者は8千万人を超えた。2020年の大統領選で投票した人数の約半数にあたる。そのうちの約4千万人の内訳は、民主党支持者が約38%、共和党支持者は約36%、そのほかは約26%だった。

 大勢が判明するのは早ければ5日夜(同6日昼)だが、候補者の得票数がわずかな差となる州では当選確実の見通しがつくまで時間を要し、数日間かかる可能性もある。

 政治専門サイト「リアル・ク…

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