自民党は、衆院選で議席を減らした責任を取り辞任した小泉進次郎選挙対策委員長(43)の後任に、木原誠二選対委員長代行(54)を起用する方向で最終調整に入った。来夏の参院選や東京都議選を見据え、衆院選でも選挙対策を担った木原氏を起用することで継続性を重視する。党幹部が明らかにした。
木原氏は衆院東京20区選出の当選6回。岸田政権が発足した2021年10月に内閣官房副長官に就き、23年9月からは幹事長代理を務めた。岸田文雄前首相の最側近として、「新しい資本主義」などの政策に深く関与した。石破政権では選対委員長代行に起用され、総裁選で支援した小泉氏を補佐してきた。
一方、自民の参院議員は6日…