香川県立高校の生徒が授業で使うタブレット端末について、2025年度の入学者以降は自己負担とする県の方針に対して、公費負担の継続を求める署名活動をしていた保護者らが6日、1万5216筆の署名を県教育委員会に提出した。保護者は「多くの方が同じような問題意識を持っている。その声を届けられた」と話した。
- 高校タブレット代7.5万円が自己負担に これまでは公費で貸し出し
県立高校の授業で使うタブレット端末は、これまでは公費で負担していた。自己負担となることで、保護者は新たに端末や付属品代約7万5千円を負担する必要が出てくる。
このため、高松市で小中学生の子ども3人を育てる福本由紀子さん(41)ら、県内で子育てをする保護者たちが公費負担の継続を求め、9月から街頭とオンラインで署名活動を続けていた。
1万5216筆のうち、5835筆がオンラインで、残りが街頭で集めた署名だという。
署名提出後、保護者と県教委の担当者の意見交換もありました。やりとりの詳細は記事後半で紹介します。
「なぜ指定の機種?」「補助の内容、いつ公表?」
県教委は10月9日にあった…