トランプ前大統領(78)の勝利が確実になった米大統領選で、一つの節目となったのが、トランプ氏が大観衆の面前で危うく暗殺されそうになった7月の銃撃事件だ。トランプ氏の「受難の地」として一躍有名になったペンシルベニア州バトラー郡を、歴史的な投開票日を機に再訪した。
- 撃たれたトランプ氏を支えなければ 働くことが生きがいの人が握る拳
銃撃事件は「強い指導者」としてのトランプ氏の印象を広め、共和党を結束させた。トランプ氏は今回の選挙で、重要な激戦州であるペンシルベニアを制し、バトラー郡でもトランプ氏への投票率は7割近くに上った。
トランプ氏の熱烈な支持者で…