全国でサケやマスを改良した「ご当地サーモン」が次々と登場している。香川県は独自ブランドとして開発した「オリーブサーモン」の本格販売を11日に始めた。5月中旬ごろまで、県内のスーパーや関東・関西の都心部の百貨店などで販売される。これまでのブランドよりも独自色を強めており、知名度や人気の向上に期待がかかる。
オリーブサーモンはその名の通り、エサにオリーブの葉を混ぜて養殖したサーモン(ニジマス)だ。通常の養殖サーモンに比べ、脂が適度におさえられ、さっぱりとした味わいが特徴という。
県はこれまで、4種類のハーブをエサに混ぜた養殖サーモン「讃岐さーもん」をブランドとして打ち出してきた。
しかし、他県でも同様のブランドが出てきたため、生産者から「より独自性があり、競争力のあるブランドを」との声が上がっていた。
記事の後半では、「オリーブサーモン」開発に至る経緯や、四国各地のご当地サーモンについて紹介します。
生産者の声を受け、県が注目…