セブン&アイ・ホールディングスに買収提案しているカナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタールが21日、朝日新聞など一部メディアを対象に、カナダ・モントリオール近郊にある3店舗の見学会を開いた。北米のコンビニは、日本とどう違うのか。
最初に訪れたのは、モントリオール中心部の大学内の店舗とオフィスビル内の店舗。いずれも「都市型」と呼ばれる店舗だ。
目立つのが、欧州が本場の「ペイストリー」と呼ばれるパイやマフィンの充実ぶりだ。価格は一つ3カナダドル(約330円)ほどで、店の中心やレジ近くなど目立つ場所に置かれている。モントリオールがありクシュタールの創業の地でもあるケベック州はフランス語圏で、欧州文化が根付いていることが背景にある。
どの店舗でもペイストリーは…