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大谷翔平選手(右)の専属通訳・水原一平氏(左、当時)=2024年3月18日、韓国・ソウルの高尺スカイドーム、柴田悠貴撮影

 米大リーグの大谷翔平選手の銀行口座から1600万ドル(約24億5千万円)超をだまし取ったとして銀行詐欺容疑で訴追された元通訳の水原一平容疑者について、米ニューヨーク・タイムズ紙が、先月のソウルでの開幕戦後、大谷選手に対して口裏合わせを求め、拒否されていたと報じた。

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 水原容疑者は先月20日にソウルでの開幕戦後、チームミーティングで自身がギャンブル依存症だと告白した。同紙によると、大谷選手は水原容疑者の説明が英語だったためすべて理解できなかったものの、水原容疑者に対して懐疑心を抱いたという。その後、深夜0時ごろ、ソウルのホテルの地下の会議室で水原容疑者は、賭博の胴元に巨額の借金があり、大谷選手の口座からお金を盗んで支払っていたことを打ち明けたという。

 その際、水原容疑者は大谷選…

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