5年前の大火災から修復工事を経たフランス・パリのノートルダム大聖堂の一般公開が、8日か再開されます。日仏の歴史的建造物に詳しい東京理科大学の山名善之教授(建築史学、建築保存論)は「思った以上の早さで修復が進んだ」と語ります。要因は何だったのでしょうか。よみがえった大聖堂の見どころと合わせて聞きました。
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――修復されたノートルダム大聖堂。見るべきポイントはありますか。
やはり火災で焼け落ち、工事によって姿が戻った尖塔(せんとう)です。尖塔の先端には「灰の中から不死鳥のように生まれ変わる」という意味が込められた風見鶏が取り付けられています。
もう少し修復が進まなければ…