北朝鮮によって拉致され、2002年に帰国した被害者5人の地元である新潟県柏崎市、佐渡市、福井県小浜市の小学校3校を結んでの「拉致問題を考えるオンライン子ども会議」が10日、開かれた。昨年に続く2回目の開催。拉致被害者3人が参加して見守る中、3校の児童らは拉致問題に関するチラシ、ポスターの作製や署名活動、北朝鮮の歴史や現状に関する学習などの取り組みを互いに紹介し、「拉致問題の解決へ自分たちでできることをしたい」などと話し合った。
参加したのは、拉致被害者・蓮池薫さんの地元、柏崎市の市立北鯖石小学校と、曽我ひとみさんの母校の佐渡市立真野小学校、地村富貴恵さんの出身地にある小浜市立内外海(うちとみ)小学校。
北鯖石小では6年生20人が…