鹿児島県 福岡管区気象台は12日、鹿児島・宮崎県境にある霧島連山・新燃岳(しんもえだけ)の噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げた。火口から約2キロ以内では大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけている。 気象台によると、11月ごろから新燃岳地下の膨張を示す地殻変動が観測されている。火口直下を震源とする火山性地震が増えているため、火山活動が高まっているとみられるという。