群馬県高崎市は15日、市内の警報機と遮断機がない「第4種踏切」で小学生女児が死亡した事故を受けて、市内に21カ所ある4種踏切を原則廃止とし、地域住民らの利用希望がある場合は、警報機や遮断機の整備を支援する方針を固めた。鉄道事業者との協議を経て、2025年度から事業着手に向けて予算化する方針だ。
市によると、21カ所の4種踏切は上信電鉄の沿線にある。交差する道路は高崎市管理で、幅員は多くが2メートル未満だ。同社からは、4種踏切は原則廃止したいとの考えが伝えられているという。
廃止するには、地域住民ら踏…