米中西部のキリスト教系学校で銃撃事件、2人死亡　容疑者は生徒

　米中西部ウィスコンシン州の州都マディソンの警察は16日、市内の学校で銃撃事件があり、2人が死亡し、他に少なくとも6人が負傷したと発表した。同校に通う10代の生徒とみられる容疑者も死亡したという。警察は動機などを調べている。

　現場は5～18歳までの児童・生徒が通うキリスト教系の学校。警察によると、現地時間同日午前11時ごろに通報があった。現場では複数の被害者が倒れており、近くの病院に搬送された。亡くなったのは10代の生徒1人と教員1人。負傷者のうち2人は重体だという。警察は凶器を拳銃と発表した。

　マディソンの人口は約28万人。ウィスコンシン州の最大都市ミルウォーキーから西へ車で1時間ほどの距離にある。ホワイトハウスによると、事件はバイデン大統領にも報告され、ホワイトハウスの高官が地元の当局者と連絡を取り合っているという。