国連のグテーレス事務総長は16日、フレッチャー事務次長（人権問題担当）をシリアの首都ダマスカスへ派遣し、アサド政権を打倒した反体制派の暫定政権と人道支援について協議したことを明らかにした。フレッチャー氏は同日、暫定政権を主導する過激派組織「シャーム解放機構」（HTS）指導者のジャウラニ氏やバシル暫定首相と会談したという。
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グテーレス氏は声明で「暫定政府が人道支援のスタッフを含めた民間人保護を打ち出した姿勢を歓迎する」と述べた。支援が国内全体に行き渡るようにすべての越境支援を許可する取り組みや、保健や教育などを含めた不可欠なサービスの継続確保に合意したことも歓迎するとした。
一方、イスラエル政府が占領…
