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2024年12月18日、パレスチナ自治区ガザ南部でイスラエル軍の空爆を受けた避難民のテント=ロイター

 パレスチナ自治区ガザでの停戦と人質解放に向けた交渉をめぐり、イスラエル側とイスラム組織ハマス側の双方から合意に対して前向きな発言が相次いでいる。ハマスは17日、「合意は可能だ」との声明を発表した。イスラエル政府高官も、合意を視野に動き始めた。

 イスラエルメディアによると、イスラエルのカッツ国防相は16日、国会の非公開の会合で、交渉妥結が「かつてなく近づいている」と議員に説明した。イスラエル当局者のチームが16日にカタールの首都ドーハに到着。ハマス側との条件の溝を埋める実務者レベルの交渉が始まったという。

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 ハマスは声明で、交渉を仲介するカタールやエジプトの協力に言及。ドーハでイスラエル側との間接交渉が進んでいることを認め、「前向きな話し合い」だと述べた。イスラエル側が「新たな条件を課さない」ことを条件に、合意は「可能」と明言した。

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