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豪州沖のインド洋で2014年3月22日、マレーシア航空機の捜索で海上を注視する豪空軍の操縦士=AP

 マレーシア政府は20日、2014年に消息を絶ったマレーシア航空MH370便(乗客乗員239人)の機体の捜索を再開すると表明した。ローク運輸相が記者会見で明かしたと、国営ベルナマ通信などが同日報じた。

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 同便は14年3月、クアラルンプールを発って北京に向かう途中、インド洋南部の上空を飛行中に消息を絶った。同国の航空当局は「事故」との結論を発表したが、機体発見に至らないまま捜索活動は18年に中止された。

 今回の捜索再開は、米国に拠点を置く海洋探査会社オーシャン・インフィニティーの申し出を受けて決めた。マレーシア政府は同社と契約内容を詰めており、25年始めにも合意に達する見込みという。

 新たな捜索海域は、インド洋南部の海底1万5千平方キロメートルで、専門家らによる最新情報やデータ分析をもとに決めたという。

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