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握手を交わす自民党大阪府連新会長の青山繁晴参院議員(右)と前府連会長の谷川とむ前衆院議員=2024年12月22日午後0時28分、大阪市中央区、岡純太郎撮影

 自民党大阪府連の新会長に青山繁晴参院議員(比例代表)が選ばれた。府連に所属していなかった国会議員が就任するのは異例。背景には、再起の糸口をつかめない中で青山氏の知名度や発信力への期待感がある。来夏には参院選も控えており、新体制で立て直しを急ぐ。

「1議席取らなきゃ」

 「『自民党あかんな』『大阪では維新やで』という先入観を持たれている。ここから変えないといけない」。青山氏は22日、就任後の記者会見で現状をこう語った。

 その上で、有権者に日本維新の会との違いをはっきりと示すことや、地方議会で議席を増やしていくことなどが重要だと指摘。次の衆院選で「まず小選挙区で1議席を必ず取らなきゃいけない」と述べた。

 大阪の自民は、維新の勢力拡大に伴って議席を減らし続けてきた。

 2021年の衆院選では、候…

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