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金富小学校の児童が制作した絵=2024年12月23日午前10時32分、都庁

 元日の地震や9月の豪雨被害を受けた石川県輪島市の仮設住宅に飾ってもらおうと、東京都文京区立金富小学校の児童が制作した絵画の贈呈式が23日、都庁であった。坂口茂輪島市長がオンラインで出席し、「すてきな絵ばかりで、市民も励まされる」と感謝を述べた。

 同小の4年生93人が、A2サイズの画用紙に白鳥や猫、ドーナツなどをそれぞれ切り絵で表現した。応急仮設住宅の各棟の目印となるよう飾られる予定という。児童代表の進藤佳穂さんは「輪島市のみなさんが少しでも元気になるよう、一人一人が思いを込めました」と説明した。

 式には小池百合子都知事も出席し、「阪神淡路大震災のときも、同じような仮設住宅が並んでいて、どこが自分の家かわからなくなるという被災者の声を聞いた。みなさんの絵がその助けになると思う」と話した。

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