日々の気になるニュースをABCテレビのアナウンサーが朝一番に届けるABCラジオの「朝も早よから」シリーズ(月曜~金曜、午前5時)。2016年から始まり、今年で10年目を迎えました。木曜と金曜にパーソナリティーを務める柴田博アナウンサー(56)は、ラジオならではのある工夫をして放送に臨んでいるんだとか。番組の裏側をしゃべっちゃいます。
コラム「ABC発 しゃべっちゃいます」
生放送でみなさんに情報をお伝えできる幸せを感じています。放送は朝の5時からなのですが、災害などの有事に対応するため、会社には深夜の1時からいます。この年になると、早く起きるのが平気になりました。
私と言えば、かつてABCテレビの「おはよう朝日です」で宮根誠司さんにいじられていたように、天然ボケのイメージがある方もいらっしゃると思います。この番組では、相方がいない一人しゃべり。ツッコミがいないので、自分でボケて回収する。リスナーさんもメールでつっこんでくれますし、自分なりのおしゃべりができているなとやりがいを感じています。
お天気や気温をお伝えするため、放送前には必ず建物の外に出て、自分の感覚で確かめます。数字の割に暖かかったり寒かったりって、ありますよね。映像がない分、「寒い」と一言で言っても、想像しにくい。
番組では、イベントも盛りだくさん。今月12、13日の放送には、ABCラジオの「スーパーキャンペーン祭(まつり)」の一環で、上沼恵美子さんが登場。25日には大阪市内で、運輸業や飲食業など「朝まで働いている人」を対象にしたファンミーティングも開催します。リスナーさんと午前中からお酒を飲んで交流するという、新しい試みです。
ラジオって、色んな人の話を聞けるから学べることが多いですよね。ラジオを通じて、人生が豊かになる。そんな番組になったらいいなと思っています。