京都大学の研究チームと大津市消防局、大阪南消防局(柏原市、羽曳野市、藤井寺市、富田林市、河内長野市、太子町、河南町、千早赤阪村)は7月1日、ボランティアによるAED(自動体外式除細動器)運搬システム「AED GO」を始める。ボランティアが心停止した人のもとへ救急車より早くAEDをもって駆け付け、電気ショックを施すことで一人でも多くの命を助ける試み。

「AED GO」アプリの画面。消防本部から出動要請があると、自分の現在地、近くにあるAEDの位置、心停止で人が倒れている場所とその最短ルートが表示される
記者会見する京都大学の研究チームの石見拓教授(中央)と大津市(右)、南大阪(左)の両消防局の担当者=2025年6月17日、京都市左京区の京大、坪谷英紀撮影

 「AED GO」は病院の外…

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