京都大学(京都市左京区)と外資系コンサルティング大手アクセンチュア(東京都港区)が14日、生成AI(人工知能)の研究に関する包括連携協定を締結し、発表した。生成AIと人間が協働・共生するよりよい社会を目指すという。
共同研究は主に5分野。組織内のリーダーシップがパフォーマンスやウェルビーイングに与える影響▽行動経済学に基づく人間社会における、あるべきAI活用▽AIの公平性・透明性を担保する「責任あるAI」などだ。
同社は、四条烏丸エリアに新拠点「アクセンチュア・アドバンスト・AIセンター京都」を開設した。最先端のAI技術を経営者らに体験してもらい、組織の変革構想の着想を得るなど革新的なアイデアを作り出す場を目指すという。(北村有樹子)