米グーグルのスンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)が15日、朝日新聞など一部メディアの取材に応じた。対話型AI(人工知能)など最新の技術について、「家庭教師や個人的な医師を雇える人はまだ少なく、大きな格差がある。AIには多くの人にそうした機能を提供する機会がある」として、格差是正につながるとの考えを示した。
人間と自然に会話を交わせる機能が広がるなどAIは進化が加速している。ピチャイ氏は自身の出身国インドで、携帯電話が急速に普及した事例を紹介。「新興国では、技術の転換が(先進国に)追いつく機会になってきた。AIでも同じことが言える」と話した。
選挙への影響「将来はリスク」
今年は米大統領選などがある…