「音楽とテクノロジーの融合」によって、子どもたちと音楽、社会をつなげる授業――。そんな音楽授業を模索し、AI(人工知能)の活用も始めた音楽科教諭がいる。
埼玉県戸田市立戸田第一小学校。大小四つのモニターが並ぶ音楽室で今月13日、AIによる自動作曲システムを使った6年生の授業が行われた。指導するのは、音楽科の小梨貴弘教諭だ。
朝日新聞で16年間続いた連載「花まる先生 公開授業」に登場した教員の方々を講師に、これからの授業について考える「花まる先生と考える『未来の教育』プロジェクト」(朝日新聞社メディア事業本部主催)の第6回無料オンラインセミナーを、7月7日午前10時から開催します。登壇者は、NHK全国学校音楽コンクール全国コンクール・小学校の部で8回金賞に導いた、東京都日野市立平山小学校指導教諭の後藤朋子さん、音楽の教科書執筆やテレビ番組の企画制作にも関わる筑波大付属小学校副校長の髙倉弘光さんら3人。申し込みは、http://t.asahi.com/hanamaru0707np
コロナ禍で長く歌唱などが制限され、以前から取り組んでいたICT(情報通信技術)活用の音楽授業を発展させた。海外や音楽大学でも盛んな「ミュージックテクノロジー」にもつながる。
音楽をリアルな身体で感じる…