中国人の学生たちが毎年、素直な言葉で日中友好への思いをつづってきた「中国人の日本語作文コンクール」は第20回の節目を迎えた。今年は「AI(人工知能)時代の日中交流」をテーマに、学生たちは心の通う交流のあり方を考えた。最優秀賞(日本大使賞)と1等賞の作品を紹介する。
- 【昨年の様子】ポストコロナの日中交流の「神の一手」は 中国の学生がつづった思い
ししおどしや風鈴もバーチャルで
「AI時代なのになぜ日本語を学ぶのかと問われることも多い。この作文はこうした問いへの私なりの答えだ」
15日に北京の日本大使館で開かれた表彰式で、最優秀賞を受賞した大連外国語大の林芳菲さん(22)は受賞スピーチをこう切り出した。
今春から立命館大に留学。留…