(18日、プロ野球 横浜DeNAベイスターズ10―2東京ヤクルトスワローズ)
「憧れの方と投げ合えることは、うれしいこと。どういうピッチングをしてるのかと、勉強になる試合だった」
DeNAの東克樹にとって、18日の試合は胸躍る時間だった。尊敬するヤクルトの石川雅規との初めての顔合わせだったからだ。
二回1死一、三塁。中村悠の投前へのスクイズを捕球したものの、一塁への送球が打者走者に当たり、先取点を許した(記録は犠打と失策)。なお二、三塁のピンチだったが、後続を抑えて最少失点で食い止める。五回は安打と四球、死球で無死満塁としながら、併殺間の1点のみで切り抜けた。
対する石川は緩急を使った投球で四回まで0を並べたが、五回に内野守備の乱れから集中打を浴びてマウンドを降りた。
7回102球を投げ、6安打2失点。調子が上がらないながらも試合をつくり、打線にも助けられ5勝目を挙げた。
通算188勝の45歳に投げ…