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 徳島県南部と高知県東部を結ぶ阿佐海岸鉄道(徳島県海陽町)が運行するDMV(デュアル・モード・ビークル)に地元中学生がデザインしたヘッドマークが飾りつけられている。8月末までの期間限定でヘッドマークを掲げて走る。

 デザインしたのは、海陽町立宍喰(ししくい)中学校の生徒たち。見た目はバスなのに道路も線路も走れるDMVを応援しようと、地域活性化について学ぶ総合学習の一環で取り組んだ。

 学校の校章に描かれているワシにちなんだキャラクター「わっしー」をあしらったデザインを考案。わっしーが車掌などに扮し、背中に地元特産のキュウリを背負った姿を描いて、DMVのイラストも添えた。

 阿佐海岸鉄道は、生徒らのデザインをもとにマグネットシートでできた直径45センチのヘッドマークを作成。今月1日から3台のDMVのボンネットに掲げた。同社の担当者は「夏休み中に訪れるお客さんに、宍喰中の生徒たちとコラボしたヘッドマークをPRしたい」と説明。SNSなどでも情報発信している。

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