ひとり親家庭の子どもたちに、eスポーツを通して英会話を学ぶゲーミング英会話を無料で提供する「ロクスリー夢プロジェクト」が、受講する3期生を募集している。
プロジェクトは、プロeスポーツチーム「Rox3Gaming(ロクスリーゲーミング)」を運営する「アローズ」(三重県四日市市、椎葉誠・代表取締役)が発案。地元企業などが協賛し、2023年度に始まった。
オンラインゲームを通じて英会話を学ぶアローズの「アソビで英会話」(月額8900円)を、子どもたちが無料で1年間、利用できるようにする。使用するゲーム機とゲームソフトも貸与する。1期生11人、2期生16人に続き、3期生は10人を募集する。
椎葉さんは、eスポーツの地域貢献について「オンラインだからできる強みと、楽しいから続けることができるという強みを掛け合わせることで、ほかにはない強みが生まれる」と話す。そのうえで、「世帯収入により学力に格差が生まれているという現実があるだけに、少しでも地域社会のお役に立てることができれば」という。
募集は、三重、愛知両県に住む小学3~6年生で、ひとり親家庭か、住民税非課税世帯が対象。「夢プロジェクト|Rox3Gaming-ロクスリーゲーミング」申し込みページ(https://rox3gaming.com/rox3dreamproject)で応募を受け付けている。