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3月で放送を終了する「バリバラ」=NHK大阪放送局提供

 NHK・Eテレのバリアフリー・バラエティー番組「バリバラ」(木曜午後8時)が3月に放送終了する。公式サイトなどで7日に発表した。制作するNHK大阪放送局は、4月から新たな福祉番組を始める予定としている。

 バリバラは2010年4月に月1回の放送が始まった。生きづらさを感じる全てのマイノリティーの「バリア」をなくすことを掲げ、12年からは週1回の放送に変えて発信し続けてきた。終了の理由について同局は、「この15年で社会が変化していく中、新しいスタイルの福祉番組を模索したいという結論に至った」としている。

 16年には「24時間テレビ」(日本テレビ系)の同時間帯に生討論を放送。障害者が頑張る姿を取り上げる「感動ポルノ」の是非を議論し、話題になった。

 「バリバラ 最終回スペシャル」は、3月6日、13日の午後8時からEテレで放送する。15年間の歴史を振り返り、社会の動きや番組に出演した当事者の近況について紹介する。4月から放送予定の新番組の詳細は、2月中旬に公式サイトで公表する予定という。

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