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モスクワで2024年7月5日、ハンガリーのオルバン首相(左)がロシアを訪れ、プーチン大統領と会談した。スプートニク提供=ロイター

 欧州連合(EU)理事会の議長国ハンガリーのオルバン首相が5日、ロシアを訪問した。プーチン大統領と会談後の記者発表では、ウクライナに実質的な降伏を求めるプーチン氏を横に、オルバン氏は「平和を達成する方法を協議した。最短の方法を知りたかった」と述べるなど、ロシアの要求を検討する可能性を示唆した。

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 オルバン氏は「議長国の任期中、平和への戦いが最も重要な課題だ」と述べ、議長国としてウクライナ侵攻の解決に取り組む考えを示した。プーチン氏との隔たりは大きいとしつつ、「対話は重要な一歩であり、今後も継続していく」とした。

 これに対し、プーチン氏は「ロシアは一時的な停戦ではなく、紛争の最終的な解決を求めている」とし、6月に和平交渉の条件として提案したウクライナの「併合4州」からの同軍の完全撤退などが必要だとの考えを繰り返した。

 ロシア側によると、会談は昼食を含めて約3時間に及んだ。ロシアに融和的なオルバン氏の訪ロは、侵攻直前の2022年2月以来。今月2日にウクライナのゼレンスキー大統領とも会談しており、和平交渉の推進役をアピールする狙いがある。

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