欧州連合(EU)の行政を担う欧州委員会は8日、X(旧ツイッター)に対して、不適切な投稿を監視したり削除したりする「コンテンツモデレーション」が不十分などとして、対応している人員数などの情報を提供するよう要求した。
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2022年に発効したEUのデジタルサービス法(DSA)は、プラットフォーマーなどの巨大IT企業に、利用者の保護を義務づけている。その中で年2回、削除した投稿件数やコンテンツモデレーションに携わる人員数などを開示させる「透明性リポート」の提出を各社に求めている。
欧州委によると、Xは昨年10月に提出したリポート以降、コンテンツモデレーションの人員を20%近く削減し、対応言語をEU域内で使われている11言語から7言語に減らしたという。
買収後、大幅に解雇されたモデレーター
また欧州委はコンテンツモデ…