10月31日に行われた最新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星砲19」型の試射。朝鮮中央通信が配信した=朝鮮通信

 日本を含む主要7カ国(G7)の外相は5日、北朝鮮が10月31日に新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射したことについて、「最も強い言葉で非難する」との声明を発表した。北朝鮮が「人々の福祉よりも不法な大量破壊兵器及び弾道ミサイル計画を優先することを選んだ」として遺憾の意を表明し、国連安保理決議の履行を求めた。

 声明では北朝鮮が「核及び弾道ミサイル能力を強化し、安定を損なう活動をエスカレートさせ続けている」と指摘。関連する安保理決議に従い、全ての核兵器や核計画、その他の大量破壊兵器や弾道ミサイル計画を放棄するよう要求した。安保理の理事国に対しても「自らのコミットメントを遂行するよう強く求める」との記述を盛り込んだ。北朝鮮との軍事的な結びつきを強めるロシアや、後ろ盾となっている中国が念頭にある。

 同様の声明は、北朝鮮がIC…

共有
Exit mobile version