イランによるイスラエルへの攻撃についてビデオ会議で協議した主要7カ国(G7)の首脳ら。欧州連合(EU)のミシェル首脳会議常任議長がX(旧ツイッター)に投稿した=ロイター

 主要7カ国(G7)の首脳は14日、イランによるイスラエルへの攻撃を受けてテレビ会議を開いた。会合後に出した首脳声明では「直接的かつ前例のない攻撃」について、「最も強い言葉で明確に非難」した。米政府高官によると、複数の国がイラン革命防衛隊(IRGC)をテロ組織に指定することを検討しているほか、各国で協調した制裁についても協議したという。

 会議は議長国イタリアのメローニ首相が主催した。首脳らは声明で「イスラエルとその国民に対する全面的な連帯と支援を表明し、イスラエルの安全保障に対する我々の関与を再確認する」とした。イランは「地域の不安定化をさらに一歩進め、制御不能な地域の緊張激化を引き起こす危険を冒している」と非難し、G7として事態の安定と緊張激化の回避に向け努力を続けると表明した。

 また、イランとその代理勢力…

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