宇宙航空研究開発機構(JAXA)は22日、H3ロケット7号機を10月21日午前10時58分に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げると発表した。
国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運ぶ新型の補給船「HTV-X」を搭載する。
7号機は主エンジンの「LE-9」が2基、補助ブースターが4基ある「24形態」のロケット。これまではすべて補助ブースターが2基の「22形態」で、24形態は初の打ち上げとなる。
H3は2月に5号機を打ち上げており、今回は6号機よりも先に7号機を打ち上げる。
6号機は主エンジン3基の「30形態」で、補助ブースターなしの打ち上げは初となり、7月に燃焼試験を行っていた。その試験データの評価中のため、HTV-Xを載せる7号機の打ち上げが先に決まったという。