ピッチに雪が積もったカターレ富山の本拠地・富山県陸上競技場=2025年2月20日午前10時39分、富山市南中田、朝倉義統撮影

 11季ぶりにサッカーJ2へ昇格したカターレ富山。3月2日に富山市でホーム初戦を迎えるが、2度の強い寒波で本拠地の県陸上競技場のピッチに雪が積もり、開催が危ぶまれている。

 7420平方メートルのピッチは天然芝で除雪機が使えない。そこでチームは、芝生を傷めないプラスチック製の道具持参を条件に、除雪ボランティアを募っている。

 除雪は24日の予定で、チームのHP(https://www.kataller.co.jp/)から登録する。雪が解ければ中止の可能性もあるというが、20日時点で30~40センチ積もっていてこの日も降り続いた。寒波は3連休も続くとの予報で、除雪作業は予定通り開催されそうだ。

 J2昇格を決めた昨年12月のホームでのプレーオフ決勝には約1万2千人が詰めかけた。競技場を管理する事務所は「ボランティアだけでは大変かもしれないので、芝を傷めないような形での除雪機が投入できないか検討している」と話す。

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