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全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)の機体=羽田空港

 宮崎県沖の日向灘を震源とする地震の影響で、日本航空(JAL)は8日に宮崎県と福岡県の空港を離着陸する6便を欠航。全日空(ANA)も宮崎県を離着陸する4便を欠航したほか、地震発生中に宮崎空港に向かっていた1便について、点検作業などで同空港が閉鎖されたため、福岡空港に目的地を変更した。9日はJALは予定通り運航し、ANAは2便が欠航したという。

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 気象庁は8日、「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を初めて発表し、今後1週間は巨大地震に注意するように呼び掛けている。

 これを受けてJALは、震源域内となる宮崎や高知など5空港を目的地とする便について、緊急時に引き返せるように搭載する燃料の量を増やして対応。ANAも注意の対象となる自治体の空港を離着陸する便について、緊急時に目的地とする代替空港を設定している。(増山祐史)

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