くろしお=京都鉄道博物館提供

 JR紀勢線の和歌山―箕島間が開業100周年を迎え、JR西日本が記念イベント「なつかしの紀勢本線写真展」を10月1日から12月1日まで開く。展示する写真作品を8月31日まで募集している。

 紀勢線の紀和(旧和歌山)―和歌山(旧東和歌山)―箕島間は1924(大正13)年2月28日に開業した。JR西は記念にオリジナルカードの配布やスタンプラリーなどの企画を打ち出し、写真展もその一環だ。

 募集するのは、1924~2015年に撮影された和歌山―箕島間の駅舎や、沿線を走る列車の写真。和歌山駅と海南駅の改札内に展示される。応募者には記念品としてオリジナルピンバッジがプレゼントされる。

 応募作品は1人1点で、A4か6切サイズに印刷したもの。合成や加工した作品は対象外。専用の応募票と作品を日本旅行TiS和歌山支店・写真展係(〒640・8331 和歌山市美園町5の61)へ郵送する。返却はしない。

 JR和歌山支社の担当者は「今では見ることができない電車や風景など、駅を利用する皆さんに懐かしんでもらえるような作品を応募していただけたら」と呼びかけている。(松永和彦)

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