300万球のLEDが「光の国」へといざなう。
今冬も、東京ドイツ村(千葉県袖ケ浦市)の「ウインターイルミネーション」の季節がやってきた。
冬のイベントだが、その準備は1年がかりの大仕事。
テーマ設定から設営、企画運営、保守点検まで、一手に引き受けるのが、アイガッシュ(東京都江戸川区)という会社だ。
今季のテーマは「ギラギラ光響曲」。
ディスコミュージックからクラシックやヒーリングまで、光と音のショーを5ヘクタールの広大な敷地で展開する。
メイン企画の「光の地上絵」は、夜に周囲が寝静まったころ、ベートーベンが動物たちと音楽を奏でる――というイメージ。
店舗が並ぶ「マルクトプラッツ」では光と音がディスコを演出する。
「ほとんどが手作業なんです」
花のない冬の目玉として
アイガッシュ代表の茅原沙智…