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レギュラーシーズン終盤の鈴木大介©ABEMA

 麻雀(マージャン)のプロリーグ戦「Mリーグ」は16日、今季最終日を迎えた。きょう、7季目の優勝チームが決まる。

 快調にトップを走っていたドリブンズが15日の試合で2連続ラスとブレーキ。パイレーツは鈴木優の大トップもあり、順位が一気に入れ替わった。

 1位フェニックス 363.8ポイント

 2位パイレーツ 276.7ポイント

 3位ドリブンズ 275.3ポイント

 4位雷電 6.6ポイント

 今季、すでに敗退してしまったMリーガーはファイナルの戦いをどう見ているか。15日の試合前Xのスペースで、トップ棋士でもあるビースト・鈴木大介に話を聞いた。

     ◇

 セミファイナル、ファイナルは、やっぱりレギュラーシーズンとは違いますね。みんな積極的になっている。トップをとりにいく選手が増えてきている気がします。短期決戦ならではのぶつかり合いもあって、個人的には非常に面白いです。

 これは本当に麻雀の醍醐(だいご)味ですよね。感動的なシーンも増えていると思います。

 総合力が高いチームが残っていると感じます。選手個人それぞれに波はあるので、誰かが調子悪い時にカバーできるかが大事です。

 例えばドリブンズで言えば、(渡辺)太さんがシーズン中は注目も浴びて、打牌(だはい)選択の意図とかもチーム内で中心になってやっていた。でもセミファイナル、ファイナルで少し調子上がらない時に、チームとして受け入れるんじゃなくて、園田(賢)さんとか(鈴木)たろうさんがカバーする。

 たろうさんなんか、すごい仕掛けでキレッキレですね。私自身、実はたろうさんとは20、30年前からの知り合い。たろうさんらしい麻雀が、シーズン中より輝いて見えます。

 ファイナルはトップを取ることが優勝に直結します。勝負して勝ちに行く麻雀がたろうさんの本質だと思うので、それがいい方向に出ていますね。

 ビーストは、シーズン序盤か…

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