【解説人語】Mリーグで進む麻雀の競技化 高校生にも刺さる魅力とは

古橋崇志プロ=本人提供

 麻雀(マージャン)のプロリーグ戦「Mリーグ」の8シーズン目が15日、始まる。今季は10チーム目の参加、3人の選手兼任監督の誕生など注目の新要素が多い。

 9月25日から来年2月20日まで、試合のある木曜日と金曜日に2卓同時開催が実施されるのも、初の試みだ。レギュラーシーズンの試合数は、各チーム96試合ずつから120試合ずつに増える。

 昨季のMリーグで1カ月に1~2回ほど実況を務めていた古橋崇志プロは今季、2卓同時開催の金曜日に実況を務める予定だという。「日吉(辰哉)さんが『動』なら、僕は『静』。公式実況の3人にはない色を出していきたい」と古橋プロ。実況の意気込みを聞いた。

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 ――今季の楽しみを教えてください。

 昨季は実況を1回やると次は2週間後とかでした。ポイント状況がガラッと変わり、入りづらさも多少あって。今季は週に1回できる予定なので、毎週ポイントや展開を追えて入り込みやすいですし、気合も入っています。その分プレッシャーもちょっとありますね。

 ――Mリーグでは2024年3月に初めて実況しました。

 Mリーグ関係だと、「Mトーナメント」を23年に実況しましたが、Mリーグは24年でしたね。あの時は小林未沙さんの代役です。ドキドキ、ワクワクで、テンションが上がりました。

 ただ、ドキドキには理由があって。呼ばれたのが当日の本番開始3時間前くらいだったんです。慌てて家に帰って着替えて、急いでスタジオに向かって、すぐに始まって。心の準備もないままに「もう、やるしかない」と腹を決めていましたね。

 ――Mリーグで実況して感じたことはありますか。

 あの日、もちろん後悔はいっ…

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