漫才とコントを「二刀流」で披露する初めてのお笑い賞レース「ダブルインパクト」の決勝が21日に開かれます。日本テレビと読売テレビ制作の新たな大型大会。今年は2875組がエントリーし、決勝には7組が出場予定。自慢のネタで初代王者を狙います。
決勝に残ったコンビで最も若手のスタミナパン(2014年結成)は、M―1グランプリで2年連続準決勝に進出するなど、今注目の漫才コンビです。お笑いとバイトを続ける“二刀流”の2人に、本番前の意気込みを聞きました。
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――まもなく決勝です。
麻婆 決勝に決まった時はびっくりが勝ってて実感は全然なかったんですけど、周りから「おめでとう」とか「頑張って」と言われる機会が増えてきて、ようやく実感しました。
トシダタカヒデ 僕は全然ないですね。決勝でネタをやったら、何か変わるかなって感じです。僕は街でも気付かれないので(笑)
――2023年、24年と2年連続でM―1グランプリの準決勝まで進みましたが、元々はコントがうりのコンビです。
麻婆 僕らのコントを知ってくださっていてうれしいです。M―1をきっかけに漫才だけのライブに呼ばれることが増えて、最近は漫才のネタを作ることが多いですね。コントに比べると小道具などの準備もないので、楽っちゃ楽なんですよね。
トシダ コント師に怒られるよ。でも、漫才に切り替わった時期に両方できる大会が誕生したっていうのは、ありがたいですね。
――賞レースが増えることは…