minamoaのオープン初日には、開店と同時に多くの買い物客が訪れた=2025年3月24日午前9時1分、広島市南区、上田潤撮影

 JR西日本中国統括本部は16日、JR広島駅の新たな商業ビル「minamoa(ミナモア)」に、オープンから4月12日までの20日間で約221万人が来館したと発表した。その効果もあり、駅の利用客も前年同期比で約43万人(17.6%)増えたという。

 発表によると、minamoaの入館者数はオープン初日の3月24日に約11万人を記録した。会見した同本部の広岡研二・広島支社長は「想定を上回る順調な滑り出し。中国地方初、広島県初というテナントもあり、多くの人に関心を持っていただけた。繰り返し来てもらえるような施設にしていきたい」と感想を述べた。

 今夏には、minamoaに広島電鉄の路面電車が乗り入れる予定だ。具体的な時期について、広岡支社長は「広島市と広島電鉄から発表があるのではないか」と述べるにとどめた。

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