NTTは11日、自社で開発する生成AI(人工知能)を使い、手書きの文字などを画像として読み込める新技術を発表した。手書きの帳簿やカルテなどの分析に活用できるという。同社がサンフランシスコで開いているイベントに合わせて発表した。
NTTは、生成AIの基盤となる大規模言語モデル(LLM)「tsuzumi(ツヅミ)」を開発しており、今年3月から企業向けに提供している。従来のLLMでは文字による入力しかできなかったが、文章を画像として視覚的に読み込み、LLMに入力できるようにした。
声色から心理分析も
この技術の論文は今年2月の…