12日の米ニューヨーク株式市場で、主要企業でつくるダウ工業株平均は、前週末の終値より1160.72ドル(2.81%)高い4万2410.10ドルで取引を終えた。トランプ米大統領が相互関税を発表した4月2日以来、約1カ月ぶりに4万2000ドル台を回復した。米国と中国が互いの関税率を115%下げると発表したことを受け、緊張緩和への期待から買いが広がった。
ネット通販大手のアマゾンが8.07%、ナイキが7.34%、アップルが6.31%上昇するなど、幅広い銘柄で買われた。米大企業を幅広く網羅するS&P500指数も、3.26%上昇し、3月以来約2カ月ぶりの高水準となった。
運用会社コロンビア・スレッ…