市況

 6日のニューヨーク株式市場は、主要企業でつくるダウ工業株平均が294ドル高と、4営業日ぶりに反発した。米景気の先行き不安などをきっかけにダウは1日から3営業日続けて大幅に値下がりしていたが、下落にいったん歯止めがかかった。

 終値は、前日より294.39ドル(0.76%)高い3万8997.66ドル。取引時間中には700ドル超上昇する場面もあった。ハイテク株が中心のナスダック総合指数、米大企業を幅広く網羅する「S&P500」とも1.0%上昇し、主要な株価指数はそろって4日ぶりに上昇した。

 5日の東京市場で4451円安と過去最大の下げ幅を記録した日経平均株価は、翌6日は反発して3217円高と過去最大の上昇を記録した。ニューヨーク市場も同様に反発したが、相場の不安定な状況は続いている。(ニューヨーク=真海喬生)

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