24日のニューヨーク株式市場で、主要企業でつくるダウ工業株平均が500ドル超値下がりした。一部のハイテク企業の決算が市場の期待に届かなかったことをきっかけに、幅広い企業の株式が売られた。ハイテク株が中心のナスダック総合指数は3.6%安と、約1年9カ月ぶりの大幅な値下がりを記録した。
ダウの終値は、前日より504.22ドル(1.25%)安い3万9853.87ドルだった。約2週間ぶりに終値が4万ドル台を下回った。
米電気自動車(EV)大手テスラとグーグル親会社のアルファベットが前日に発表した4~6月期決算は、いずれも市場の期待に届かなかった。これを受け、テスラが12.3%、アルファベットが5.0%と大きく下落。他の企業の決算への懸念が高まり、マイクロソフトが約3.6%、アップルが約2.9%などハイテク企業を中心に幅広い株式が値下がりした。
また、外国為替市場では、近…