24日のニューヨーク株式市場で、主要企業でつくるダウ工業株平均が597ドル値上がりした。トランプ米大統領が進める高関税政策への警戒がやや後退し、値上がりにつながった。
終値は、前週末より597.97ドル(1.42%)高い4万2583.32ドルだった。
複数の米メディアが24日、米国の関税を他国と同水準まで引き上げる「相互関税」について、対象国を限定する可能性について報じた。また、米S&Pグローバルが24日に発表したサービス業の景況感を示す指数が市場予想を上回った。景気の先行きへの懸念が和らぎ、株式が買われた。