2日の米ニューヨーク株式市場で、主要企業でつくるダウ工業株平均は前日終値より500ドル超上昇し、トランプ米政権が4月2日に相互関税を発表して以来、1カ月ぶりに4万1000ドルを超えて取引を終えた。2023年12月以来、約1年5カ月ぶりの9営業日続伸となった。米大企業を幅広く網羅するS&P500指数も9営業日続伸した。米CNNによると、04年以来約20年ぶりだという。
4月の雇用統計の結果が市場予想を上回ったことや、米中間の関税を巡る協議の進展への期待が広がったことなどを受けて、買いが優勢となった。ダウ平均の終値は、前日より564.47ドル(1.39%)高い、4万1317.43ドルだった。S&P500指数は、1.47%上昇した。
中国商務省は2日、米国側が…