米ニューヨークのエリック・アダムス市長に対する収賄罪の起訴をめぐり、ニューヨーク州の連邦裁判所は2日、検察側が求めていた起訴取り下げを認める決定を出した。
- NY市長の起訴取り下げ指示、検察官が辞任 トランプ政権の介入か
アダムス氏は昨年9月に起訴されたが、今年1月に発足したトランプ米政権が司法省に取り下げを指示していた。政権の介入により汚職の訴追が取り下げられるという異例の事態が現実化した形だ。アダムス氏は今年11月の市長選での再選を目指している。
裁判官は決定で「裁判所は司法省に起訴を強制できない。憲法が定める権力分立のもと、刑事裁判での裁判所の役割は審理の取り仕切りであり、起訴すべきかの判断ではない」と理由を説明した。
検察側への「抵抗」も
一方、検察側の主張を一部退ける形で政治介入への「抵抗」も見せた。
検察側は取り下げの理由に「…